埋み美 うずみび


いま~はむかし…!

焦げ茶の開祖と云われている「あかきんさん」は、

ある朝、囲炉裏の埋み火(うずみび)を見て、



「焦げ茶の在るべき姿は、

灰の中にある埋み火のように、

あるともないともわからずとも、

ただ静かに燃ゆるもの」


と気が付いて、

それ以来は華美や誇張のない、

ありのままのもてなしを

「埋み美」と呼んで、

何よりも大切にしたらしいんだ♪


ちなみに「あかきんさん」は、

男とも女ともつかない姿で、

描かれることが多いから、

「埋み美」は「うづみび」と読んで、


「芸能の神さまのアマノウズメノ

から来ているのではないか?」


という説もあるんだ♪